副詞とは?

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副詞とは?

副詞は、動詞(行動を表す言葉)、形容詞(ものの特徴を表す言葉)、また他の副詞を修飾する言葉です。副詞は「どのように」や「どれくらい」、「いつ」、「どこで」など、行動や状態の詳細を教えてくれます。

たとえば「速く走る」では、「速く」がどのように走るかを教えています。
とても高い」では、「とても」がどれくらい高いかを教えています。

副詞と混同されがちなことば

◾️形容詞

形容詞は名詞(人や物の名前)を修飾する言葉です。形容詞はものの色や大きさ、形などの特徴を具体的に説明します。たとえば「青い空」や「大きな家」です。副詞とは区別して使用されます。

 

◾️擬音語と擬態語

擬音語ぎおんごは音を表す言葉です。「ガチャガチャ」「ジャラジャラ」など、実際の音を言葉で表現したもので、副詞とは区別されます。一方、擬態語ぎたいごは、物の見た目や感じ、動作のようすを表現する言葉で、しばしば副詞的に使われます。たとえば「ピカピカ」(物が光って見えるようす)や「サラサラ」(髪が軽く流れる感じ)です。ちなみに擬音語と擬態語は、総称してオノマトペとも呼ばれます。